企画展【「画集 常田健」横尾忠則選定作品展/後期】紹介動画公開 投稿日 2020年10月6日 YouTubeにて企画展【「画集 常田健」横尾忠則選定作品展/後期】紹介動画を公開しました。 ぜひ当館にお越しになって原画の迫力に触れてみてください。 ※こちらの動画は公開終了いたしました。 youtu.be/yYw-rHz5a-g
こんにちは。今夜は嬉しいことがありまして、投稿させていただきました。 本日付の陸奥新報をご覧になりましたでしょうか? 1面の「冬夏言」のコーナーで常田氏の詩「申し分ない暮らし」が取り上げられておりました。 11月にお邪魔したときに、私もこの詩をノートに書かせていただいた記憶がございます。間違っていたら、ごめんなさい。 常田さんが予感、予想していた良くはない日常が現実となりました。今、常田さんの詩に触れたとき、皆一様に思い知らされ、常田さんの人間性に深く感銘を受けるだろうと思います。 絵を描きながら農業をした常田さんならではの視点は、将来を明確に捉えていましたね。 土蔵で描き続けた画家は、誰よりもナイーブに慌ただしく変化する現実を憂慮しながら、キャンバスに向かうことに終始し、残された作品は人間の原点を教えてくれているような気がします。 なぜ、常田健がそのような生き方をしたのかといえば、全ては戦争に始まり、それにより親しい友人が、有り余る才能を発揮することなく、早世してしまいました。その時、常田氏は、生き方を決めたような気がします。それは「申し分ない暮らし」であり、家庭を守り何とか生き抜こうと決めたのだと思います。 長々と失礼いたしました。 新聞をご覧頂けたらよいのですが。またアトリエ美術館にお邪魔させていただきます。 返信 ↓
こんにちは。今夜は嬉しいことがありまして、投稿させていただきました。
本日付の陸奥新報をご覧になりましたでしょうか?
1面の「冬夏言」のコーナーで常田氏の詩「申し分ない暮らし」が取り上げられておりました。
11月にお邪魔したときに、私もこの詩をノートに書かせていただいた記憶がございます。間違っていたら、ごめんなさい。
常田さんが予感、予想していた良くはない日常が現実となりました。今、常田さんの詩に触れたとき、皆一様に思い知らされ、常田さんの人間性に深く感銘を受けるだろうと思います。
絵を描きながら農業をした常田さんならではの視点は、将来を明確に捉えていましたね。
土蔵で描き続けた画家は、誰よりもナイーブに慌ただしく変化する現実を憂慮しながら、キャンバスに向かうことに終始し、残された作品は人間の原点を教えてくれているような気がします。
なぜ、常田健がそのような生き方をしたのかといえば、全ては戦争に始まり、それにより親しい友人が、有り余る才能を発揮することなく、早世してしまいました。その時、常田氏は、生き方を決めたような気がします。それは「申し分ない暮らし」であり、家庭を守り何とか生き抜こうと決めたのだと思います。
長々と失礼いたしました。
新聞をご覧頂けたらよいのですが。またアトリエ美術館にお邪魔させていただきます。