土蔵から、絵画の時間へ。
常田健は、
青森・浪岡の地で農業を営みながら、
ひたむきに絵を描き続けた画家です。
田畑を耕し、りんごを育て、
人々の暮らしを見つめる。
その日々の中から生まれた絵は、
華やかな美術の世界を目指したものではありませんでした。

「自分が描きたいから描く。」
ここは、
その絵と人生が静かに残る場所。
土蔵のアトリエから、
常田健が見つめ続けた「人」と「大地」の世界へ。

常田健 1910 – 2000
大地の画家。土蔵の画家。
青森県浪岡に生まれ、若くして上京。
川端画学校やプロレタリア美術研究所で学んだ後、故郷へ戻り、農業に従事しながら制作を続けました。
二科展への出品・入選を経て、戦後も農民の暮らしや労働、家族、人間の姿を描き続けました。
THE ATELIER
土蔵のアトリエ
常田健が制作に没頭した土蔵。
そこには、イーゼル、絵筆、パレット、デッサン帳など、制作に使われた道具が残されています。
最後まで筆を入れていた作品とともに、常田健が生きた「制作の時間」を感じることができます。
人。
大地。
労働。
家族。
生きること。
常田健が描いたのは、
遠い世界の物語ではありません。
田畑で働く人、子どもを抱く母、収穫を喜ぶ人々、疲れ、休み、また働く人々。
津軽の大地に生きる人間の姿でした。
89年の人生
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1919
青森県浪岡に生まれる
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1928
上京
川端画学校へ
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1930
プロレタリア美術
研究所で学ぶ
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1933
故郷・浪岡へ帰る
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1939 ‒ 43
二科展に出品・入選
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1950
青森美術会創立に参加
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1997
青森県文化賞
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2000
逝去
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2005
土蔵のアトリエ美術館開館
絵は、
土蔵の中だけで生まれたのではない。
りんご園。田畑。津軽の風。
そこで暮らす人々。
常田健が生涯見つめ続けた風景があります。


「描くことは、
生きることだった。」
─── 常田健 1910 – 2000


「描くことは、
生きることだった。」
─── 常田健 1910 – 2000





